北海道の馬券裁判の高裁判決が出ました!

    約1年前の東京地裁判決の控訴審の判決が今日出たようです。

    地裁では、(判決文を実際に見てないので詳細は分かりませんが)
    ソフトを使って網羅的に機械的に購入していたものではないので
    ハズレ馬券は経費にならないというような判決が出されていたようですが、
    今回の高裁では、ハズレ馬券が経費として認められたようです。

    私の裁判での最高裁判決の判決文には、
    「したがって,所得税法上,営利を目的とする継続的行為から生じた所得は,
    一時所得ではなく雑所得に区分されるところ,
    営利を目的とする継続的行為から生じた所得であるか否かは,文理に照らし,
    行為の期間,回数,頻度その他の態様,利益発生の規模,期間その他の状況等
    の事情を総合考慮して
    判断するのが相当である。」
    と述べられていましたが、
    今回のケースは明らかに「営利を目的とした継続的行為」そのものですので、
    最高裁判決の趣旨に沿った妥当な判決だと思います。

    そもそも、一時所得の区分は偶発的な所得に対する減税的な区分なので、
    一時所得とみなした方が雑所得よりも課税額が高くなるようなケース(つまり、
    行為の回数、頻度が非常に多いケース)は、もはや一時所得とは言えず、
    営利を目的とした継続的行為だとみなすべきだと思います。

    本件もおそらく最高裁に行くと思いますが、結論は覆らないだろうと思います。
    最高裁判決において、より一般的な指針が示されることを期待します。
    関連記事
    自己紹介

    卍(まんじ)

    管理人:卍(まんじ)
    2005年~2009年の5年間で馬券の配当で得た所得に関して裁判で争い、雑誌「競馬王」では「1億5000万円稼いだ馬券裁判男」として取り上げられました。

    卍の著書
    最新記事(6件分)
    過去記事一覧(カテゴリ別)
    過去記事一覧(月別)
    リンク
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文: